かみちゅ! 第12話「小さな一歩で」

TV最終回、バレンタインを迎えゆりえがついに健児に告白。こういう甘酸っぱい話に最近弱くなったなあ。クラスの女子たちがゆりえに協力して告白の場を作ったけど、確かに中学生の頃の女子ってこんなノリ好きだったよなあ〜、妙に他人の恋話に敏感で団結力が強いんだよね。現代の中学生は皆ケータイ持ってたりしてこういうノリにはならないのかなあ。女子といえばあの膝まであるスカート丈の微妙な長さ!これが80年代ぽくていいんだよなあ〜、今の娘っ子は短くしすぎですよヽ(`Д´)ノ いやまあ、どうでもいいことだけどw
そして、ゆりえ告白のシーン。観てるこっちまで顔が赤くなってきたw ちくしょう、いいなあ中学生…俺も遥か昔に通った道だ、ああ一日でいいからあの無垢な(?)日々に戻りたい…。それに対する健児の答えはただ「恋」の一文字!うああカッコよすぎるぞ、健児。
その後全校生徒に祝福され、二人は空へ。この一連のこっ恥ずかしさというかむず痒さは「耳をすませば」を髣髴とさせるなあ。さすがにあの作品ほど視聴後鬱にはならないけどw このまま終わるかと思いきや最後の最後で「恋→変」オチ!やっぱり一筋縄ではいかない相手だったよ健ちゃんは。 DVDではこの後さらにエピソードがあるそうだけど、ここで終わってもおかしくないくらいの良い終わり方だったな。願わくば光恵ちゃんに潤いを…。

さて、ついに放送終了してしまった「かみちゅ!」だけど、本当にほのぼのとして落ち着いた雰囲気の、良い作品だった。生活感のある描写や、ダラダラとしているが決してテンポの悪くない演出、キャラクターの表情や仕草の細かい動きなど、舛成監督の独特の作風が、非常に持ち味を出していたと思う。舞台となった尾道の街並みや風景もそれを支えた要素だろう。後はサブキャラメインの話や、ゆりえの「神様」についてもっと掘り下げた話があればなお良かったかも。個人的に印象に残った話は7話「太陽の恋人たち」、11話「夢色のメッセージ」。
最後に、本当に楽しい3ヶ月間だった。スタッフの皆様お疲れ様でした。続編、出るといいなあ〜