蟲師 第18話「山抱く衣」

ふと今回の話を観ていたら、レンブラントの絵画「放蕩息子の帰宅」を思い出した。彼も20代で名声を成し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだったものの、30歳前後に相次いで子供と妻を亡くして以降は不幸の連続。裁判沙汰に投資の失敗・破産、そしてまたもや愛する身内の死…、そんな最晩年、自身が死ぬ直前に描かれたのが「放蕩息子の帰宅」だった。
対してこの話の主人公は、まだ若いうちに大切な場所へ「帰宅」出来たし、生きがいともいえる娘もいるし、レンブラントに比べればまだまだ未来への希望があると言えるんじゃないのかな
それにしてもギンコがどんどん背景化していくな…。土に呑まれた時のギャグ調BGMは笑った
あと、今回の作画監督・コンテ・演出担当の「南町奉行所」っていうのは一体?