ひだまりスケッチ 第2話「8月21日 ニッポンの夏」

2話は尾石達也による演出・コンテ回。尾石氏といえば「ぱにぽにだっしゅ!第6話24話が有名ですが、今回も細かい間隔でのカットインの多用や実写の使用など、彼特有の手法が用いられていました(こうした手法は1話でも使われていましたが、今回はより顕著に)。単一色のカットインなど、非常にカラフルな画面構成でした。ラストシーンの花火では、ビジュアルエフェクトの酒井基氏によるCGが美しかったです。

ただ、こうした見せ方は、ともすれば手抜きと取られかねないため評価が分かれそうですね。また、画面の切り替わるテンポが早すぎるので落ち着いて観れない、という批判も多そう。良くも悪くも、彼の演出は画面から目が離せません。個人的にはもう少し「動き」を入れても良いと思いますが、他所にはないオリジナリティを追求している点は好感が持てます。
小ネタとしては、冒頭の「アサ〜」(by 谷岡ヤスジ)や新聞紙の「宮田ダム決壊ス」「三味線屋一条」など、SHAFT繋がりでさりげなくぱにぽにネタがw 宮田ダム〜の新聞は、だっしゅ!24話でも同じものが出てきましたね。


ところで、前回の入学式から一気に8月になってましたが、時系列はどうなってるんでしょうね。公式サイトのストーリー欄を見る限り、「涼宮ハルヒの憂鬱」みたいな構成になるんでしょうか。