(OVA)デッドガールズ DEAD GIRLS 感想
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
- 発売日: 2007/08/08
- メディア: DVD
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完全な『RED GARDEN』のアナザーストーリーかと思いきや、時系列的には本編と繋がっていることにまず驚き(サブキャラはあくまで別人という設定のようですが)。そしてルーズベルト島の戦いから数百年を経て、女として成長しまくりなケイトたち4人の姿に二度驚き。特にローズのやさぐれっぷりには大いに笑わせて頂きましたw
開始一番、「♪たらららら たらららら」の棒読み伴奏(by ローズ)と共に颯爽と登場する4人。やはり「歌」の無い赤庭なんて有り得ないっ!!(しかも多重奏になってパワーアップしてるし)
作画としては文句無しの出来。石井久美キャラは表情の変化が、本物の人間よりも人間臭くてたまらない。登場がやや唐突ではありましたが、メカも加わって戦闘シーンや動画にも本編以上の彩りが出ていました。あの武器はバットがモチーフになっているんですね。
声の収録はもちろんプレスコ。若手キャスト陣の伸び伸びした演技は、実に聴き応えがあります。本編はあれだけ無垢だった少女たちが、会話の内容が完全に30代と化しているギャップが素晴らしいw 沢城みゆきの役者ぶりも再認識しました。
『過去』を忘れても生きていける。今、傍らにいる大切な存在があるから…。一つ所に留まれない孤独な存在でありながらも、たくましく生きていく彼女たちの姿を見て、勇気を貰ったのでした。