ぱにぽにだっしゅ! 第26話「一寸先は闇」、及び反省会

Aパートは最終回ということもあってか、怒涛の原作ネタラッシュ。今まで本編に絡められなかった分、ここにきて全部持ってきたなスタッフw でも作画がDVDクオリティなので個人的に良し!(原画43人って!!)黒板ネタも過去最高の密度か
Bパートは水着、水着、水着の嵐だよ視聴者サービスも極まれりだよコノヤロウ!しかも学園メンバーフルキャストとはやってくれるなあ。五十嵐先生の貴重な水着シーンや髪下ろし一条さんはツボ。ジジイの蟲師コスには笑った(蟲まで出してるし)w 「お呼びでない?こりゃまた失礼しました」はドリフを遡って植木等か!あと10年位経ったら、若者はこのフレーズすら知らないだろうな…
そしてラストのC組メンバー集合写真でも、やっぱり報われていないくるみ・゚・(つД`)・゚・ 声優さん寄せ書きが文字が小さくてほとんど見えなかった…どこか解読してるサイトはないものか
最終回…というか、まるでDVD特典の追加エピソードのような話だったが、この作品らしい終わり方だった。裏がガンダムSEED DESTINYの特番だったこともあって、某チャットちゃんねるではまともに実況ができる状況ではなかった(それでも総レスが7500を超える辺りが凄い)

ついに最終回を迎えたぱにぽにだっしゅ!だが、正直久々に終わるのが寂しいアニメだった。「パロディネタに頼りすぎ」という批判もあるけど、それを生かすための演出手法が光っていた(「見せ方」がつまらなければただ寒いだけだし)。特に尾石達也氏が演出・コンテを担当した6話や24話は個人的にツボ。ワイプ・実写を多用することでテンポを良くし、作画枚数も節約され局所的なクオリティを高くできる。この形式は低予算の深夜アニメにおけるギャグアニメの新しい形を示したかもしれない(AA使い過ぎは正直どうにかして欲しかったがw)。ただ、こういう手法は微妙なセンスを問われると思う。監督・演出家はもちろんだが、スタッフ全体がどのような作品作りを目指しているのか明確でなければバランスを取るのは難しいと思われる。
あとは好みの問題かもしれないが、OPを初めとして色彩感覚が優れていたように思う(カラーデザイン、ビジュアルエフェクト?)

とにもかくにも、エンターテイメントとして心から楽しめたアニメだった!アニメ史におけるシットコム的系譜において、ひとつの碑を打ち立てた作品と言っても過言ではないと思う。何は無くともぱにぽにX!!