NHKの松平定知アナウンサー、読売新聞番組欄の「試写室」でダメ出しを食らう

11月8日付け読売新聞朝刊より。番組評「試写室」にて、NHKのドキュメンタリー番組『その時歴史が動いた・日本を発見した日本人』(特集:柳田国男)についての記事が掲載されました。
その後半部分で、

作家の立松和平が、柳田ゆかりの地を巡る映像がふんだんに流される。焼き畑や古式の狩りなどが、宮崎県内で今も続いている事実に感嘆する立松の表情と言葉に味がある。

と立松氏を起用した演出に一定の評価を下しますが、一転して最後の2文は鮮烈。

一方で、キャスターの松平定知アナウンサーには失望した。大仰な身ぶりと息苦しそうな語り口は変わらず、歴史ロマンに思いをはせる余裕を見る側に与えてくれない。(市)

「試写室」欄でここまで露骨な個人批判が行われた例はあまり無いんじゃないだろうか?私も松平氏の語りはあまり好きではありません(去年の『新・シルクロード』のナレーションとか、正直聞き続けるのが辛かった・・・)が、一番鼻につくのは、キャスターのくせにゲストの話を聞く姿勢が酷すぎるということ。あの体たらくじゃあ、いつまで経ってもキッカー松平とか言われ続けるのも仕方ないかと・・・。