くじびきアンバランス 7くじ目「えらいひとのはなしをきく。4点」

幾重にも張り巡らされた策略、暗躍する陰謀、そんなどす黒い世界の先端にいる橘いづみ。他方、天真爛漫で人を疑うことを知らない時乃。内面的にはまさに陰と陽といえるこの二人の対比から、時乃の純粋さにスポットが当てられたお話でした。「わたしにとって大切なのは(いづみと一緒に遊んだ)その時間だもん。信じられるのは、それだけだもん」この一言に時乃の世界観が集約されているような気がします。そんな彼女に出会って、いづみはどう変わっていくのでしょう?
作画に関しては今回も、割り箸の割れ方一つにも時乃の絶大な運の良さの片鱗が見て取れたりと、細かく作り込んでありましたね。
それにしても副会長強すぎる!戦闘能力に関しては、この作品で彼女の右に出る者はいないんじゃないでしょうか。その一方で、人質に取られた時乃もろともいづみを排除しようとするなど、心はとても冷徹。しかし、あの剣幕にも全く動揺しない時乃は恐ろしい程に天然過ぎるなw 副会長自身がスパイ・・・なんてオチも予想してたんですが、この可能性はまだ拭えない?そもそも、あの場に副会長を呼んだのは一体誰なのか・・・。ラストでの会長の印象深いセリフ「あなたのそういうところが・・・」、後に続くはずの言葉は一体何だったのでしょうね?。
ネタ方面では、前回ののみこ萌えソングに続き今回は演歌・・・w しかし邑子さんはホント役者だなあ。
EDテロップでは、原作者の木尾士目氏が脚本を担当していたことを知り、いつもに比べて若干ブラックな感じ(終わり方とか)がしたのはそのせいか!と一人で納得。この勢いで会長編も書かせたりしたら、最後の方はもの凄いドロドロしそうですねw