ひぐらしのなく頃に 祭×祭 感想&レポ

    
ひぐらしのなく頃に 祭×祭
会場は九段会館で、上演時間は約2時間半でした。ライブパートではアニメ版やPS2版の曲だけでなく、『そらのむこう』や『YOU』など原作で使われていた曲も歌われ、原作好きの自分としては嬉しかった!しかも生バンドなので非常に迫力がありましたね。セットリストは以下(抜け、誤りあったらスイマセン)。

  1. 彩音『嘆きノ森』
  2. 茶太samsara
  3. 片霧烈火『why, or why not』
  4. 癒月『想い』
  5. 結月そら『そらのむこう』
  6. いとうかなこ『escape』
  7. いとうかなこ『Friend』
  8. 癒月『YOU』
  9. 彩音『嘆きノ森』

一方、キャラクターソング(レナ等)のライブはなく、キャストの皆さんの出番はトークとミニドラマの生アフレコだけでした。そういう意味で、声優目当てで来た人にとってはやや消化不良だったかも。せめて司会くらいは声優さんに務めて欲しかったですが、あくまでゲームの紹介がメインだったことを考えれば、仕方なかったのかも。
上の2枚目の写真は、来場者特典の限定テレカとおはぎマスコット。おはぎが茶色い何かにしか見えないw


開演直後、いきなり彩音さんの歌うPS2版OP曲『嘆きノ森』(ここでは1番だけ)のライブで幕開け。スクリーンには、同時にOP映像も映されていました(この動画は、アルケミストの公式サイトからダウンロードできます)。さらに、茶太さんがイメージアルバム「かけらむすび」に収録されている『samsara』を、片霧烈火さんがアニメ版ED曲『why, or why not』をそれぞれ熱唱してくれました。ライブ後のトークでは、この2人に限らず同人音楽中心に活躍されてるボーカリストの方々は、揃って原作好きという印象が。片霧さんは特にはっちゃけてたような感じでしたw
続いてトーク&公開ミニドラマパートへ。今回のイベント全体の司会・進行はアルケミスト社員のお二人(一人はPS2版の中川プロデューサー)が担当。中川Pは、途中で何とレナのコスプレをして登場し、出演者たちから生温かい視線を送られてました・・・w
続いてキャストの4名(中原麻衣雪野五月かないみか田村ゆかり)を迎えて、作品や収録の感想など簡単なトークへ。出演者一同から「殺された」「死んだ」などの危険な単語が飛び交う、凄まじいトークが展開されましたw 
公開ミニドラマは、実際にキャスト陣が壇上に立っての生アフレコという形式で行われました。部活メンバーが雛見沢の観光案内ビデオを作成するという形で、一貫してほのぼの&ギャグ満載な内容でした。所々に実写画像を盛り込んだり、白川郷などの版権ネタが出てきたり、しまいにはケンタくん人形を某関西球団の元・助っ人になぞらえて「ランディくん」と命名したり・・・。どれだけ自由な脚本なんだかw
その後は再びライブパートへ移行し、癒月さん、結月そらさん、いとうかなこさんらが登場。癒月さんは『想い』、結月さんは原作・祭り囃し編ED曲『そらのむこう』、いとうさんはPS2罪滅し編ED曲『escape』をそれぞれ披露してくれました。
次は原作者・竜騎士07氏と、志倉千代丸氏など原作スタッフを招いてのトークPS2版ゲーム体感コーナー。竜騎士氏は初めて姿を見ましたが、思ったより軽快に喋る方でした。PS2版の選択肢導入に関しては、原作とは違った遊び心を出したいと思い承認したとか。実際にゲーム画面を見た感じでは、思ったより新しいBGMがマッチしている感じがしましたね。ただ全体的に綺麗にまとまり過ぎてる感もあり、原作独特のあの何とも言い難い「未完成的な不気味さ」まではさすがに伝わってきませんでした(プレイデモではあの「嘘だッ!」のシーンの直前でお預けを喰らいましたw) そして、待ちかねたPS2版「ひぐらしのなく頃に祭」の発売日も2月22日(にーにーの日w)に決定したそうで、中川Pも安心しきった表情でした。
次ぐプレゼント抽選のコーナーでは、出演声優のサイン入りTシャツが景品になりました。スクリーン上には、会場の「いろはにほへと〜」の席と番号を決めるルーレット形式の映像が表示されましたが、妙な手の凝りようだな〜と変なところで感心w
三度目のライブパートでいとうかなこさんがPS2版澪尽し編ED曲『Friend』を歌い、出演者一同が壇上に登場し幕引き。これで終了かと思いきや、アンコールで癒月さんの『YOU』、そして彩音さんの『嘆きノ森』(今度はフルバージョン)を聴くことが出来ました。
最後に出演者一同が一言ずつ挨拶して無事終了。もう少しキャストトークに時間割いて欲しかったかな?