がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 第6話「シナモンシュガーレイズド・ハピネス」

全く趣味が合わないはずなのに、なぜか友情が成立してしまっている光香とむつき・・・。むしろ、タイプが違うからこそ生まれた友情とも言えるのかも。前回の芽生同様、大切なのはちょっとしたきっかけとタイミング、そして少しの勇気なんですよね。
テストも学園祭のことも忘れて夜の街へ繰り出す二人。光香には当然、ソフト部の大会に敗れたむつきへの慰めという感情もあったのでしょうが、表情を見れば分かるとおり、自身も完全に遊んでますw 光香はむつきと話している時が一番自然に振る舞えている感じがします。こういう、等身大になって自分をさらけ出すことの出来る友人というのは本当に貴重ですよね。それにしても、部活で負けた悔しさを光香相手でも表に出さない辺り、むつきは大人だよなあ・・・と改めて実感するばかりです。ラストシーンでの二人の表情は秀逸。
それにしても、ここ2話だけ観てると光香がオイシイところばかり持って行ってますね。まあ1話も半分は光香視点だったし、まなびはあくまで先導役として、皆の成長と活躍の機会を与える存在として機能していくんですかね。そう考えると、作品の真の主人公は光香ということになるのかも。


Aパートは、ギャラクシーエンジェる〜んのOPを彷彿とさせるきゅんきゅんケツダンス(笑)を始め、エロいアングルが多かったですねえ。揺れるチェック柄スカートの律動が素晴らしい(作画的にもかなり手間がかかってるはず)・・・w しかし、むつきがアイスキャンデーを咥えるシーンはさすがにやり過ぎ、というかあざと過ぎる(とか言いつつしっかりチェックしている自分がいた)!
また、傍若無人な弟たちにキレたむつきが「お前ら人の話を聞けえ!!」と叫びつつゴミ箱を蹴るシーンは、まんまR.O.D -THE TV- 第2話のねねねでした。おちょぼ口(?)といい詳細な日常描写といい、やっぱりまなびスタッフは舛成孝二作品を少なからず意識しているようですね。


細かい点では、学園祭のチラシや「聖桜web」でのURLが“http:聖桜学園祭.com”になってました。現実でもそろそろ漢字がURLとして使用出来るようになるんでしたっけ。
Aパート終盤、駄菓子屋でアイスを食べた帰り道、分かれ道で光香とむつきが手を振って別れるシーンは「時をかける少女」っぽい演出でしたね。
あと、ネット情報によるとミスタードーナツ(作中ではミスドーナツ)が出てくる商店街のモデルになっているのは高円寺だそうです。しかし高円寺とは、チョイスが微妙に渋いなあ・・・。
最後にどうでも良い推測ですが、提供バックでの、鏡の前に座る桃葉のイラスト(鏡には笑顔の桃葉)からすると、実は桃葉は二重人格で・・・なんて展開があったり?うーん、さすがに考え過ぎか(ちなみにこのイラスト、Aパート中盤の生徒会室でむつきが読んでいる漫画にも登場してます)。今のところ、桃葉は他キャラに比べてあまり人気がないように見受けますが、あの掴み所のない性格が私的には結構お気に入りなので、早くメイン回が来て欲しいですね。藤田咲好きの井ノ上奈々嬢も大喜びすることでしょう・・・ていうかなっさん、ブログによると毎週MoEだけじゃなくてまなびも観てるようですね。