世界名作劇場 レ・ミゼラブル 少女コゼット 第1話「ファンティーヌとコゼット」

約10年ぶりに世界名作劇場が復活。自分も一連のシリーズは子供の頃よく観ていて、特に「ロミオの青い空」は大ハマリした記憶があります(小学6年の読書感想文の題材に、原作の『黒い兄弟』を選んだくらい)。
まあそんな訳で、この度の復活は素直に嬉しいのですよ。最近はNHKでも「雪の女王」や「少女チャングムの夢」といったシリーズが放送されてますが、やはり世界名作劇場独特の落ち着いた雰囲気というのは好きですね。桜井弘明監督というと、ついこの間放送されたばかりの「ウィンターガーデン」がまだ印象に残ってます。ウェットな作風が持ち味な方なので、こういうテーマの作品には結構向いているんじゃないでしょうか。


原作の「レ・ミゼラブル」は中学の頃読んで、半分くらいでリタイヤした覚えがあります(話もほとんど覚えてない・・・)orz 序盤の構成は、コゼットやファンティーヌの生き様とともに、マドレーヌ(ジャン・ヴァルジャン)の過去エピソードを絡めて描く形式になるんでしょうか。というか、公式サイトのキャラクター紹介ページには結構なネタバレが含まれてるような気が・・・。
また「コゼット」では、過去の世界名作劇場シリーズに比べてキャラデザがややコミカルに修正されていますが、「明日のナージャ」を観ていたせいもあってか、それ程違和感は感じませんでしたね。ちなみに、OPの絵コンテ・演出は長濱博史氏が担当。
何はともあれ、古き良き世界名作シリーズの復帰第一作目として期待が高まります。本放送はBSフジですが、BIGLOBEストリームでも毎週月曜に無料配信されているので、「観られない!」と諦めていた方はこちらで是非。