ヴィンランド・サガ 第4巻 レビュー

ヴィンランド・サガ(4) (アフタヌーンKC)

ヴィンランド・サガ(4) (アフタヌーンKC)

う〜ん、クヌート殿下カワイス。特にP.106の表情なんか凄く(・∀・)イイ!!ですねぇ。作中では王子扱いですが、非常に女性っぽく描かれています。実は本当に女性だったり、とかいうオチは・・・流石にないかな(3巻でスヴェン王も「男」って言ってたし)。まあ別にどっちでも構わないんですけどね(←末期的思考)。今後はクヌートの成長も、物語の核の一つになっていくんでしょう。
しかし、あのアシェラッドがブリタニアの血を引いていたとは・・・。これまではノルドの一海賊としての側面しか描かれてこなかったアシェラッドですが(伏線はいくつかありましたが)、彼の野望も明らかにされ、ようやくキャラとしての位置づけが鮮明になってきた感じですね。ますます展開が面白くなっていきそう。それにしても幸村誠は、プラネテス初期の頃から比べると格段に画面構成が巧みになったよなあ・・・と実感します。
最近はこの漫画の影響もあって、自分なりに北欧・イングランド史を一から勉強し直しています。北海周辺は絶えず色んな民族が入り乱れてるので、イメージを掴みにくいんですよね。それにウェールズ地方なんて高校世界史ではほとんどスルーされてたし・・・。物語 イタリアの歴史のような感じで、オススメの本があったらどなたか紹介して下さい。