がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 第8話「たたかえ聖桜生徒会!」

今回は脚本的な盛り上がりは少なく、全体の構成からすると「繋ぎ」的な回という位置づけでしょうか。確かに組織単位で盛り上がっていても、周囲から一歩引いて見れば滑稽に感じる、というのはよくある光景ですよね。私としては、2話で学美が生徒会室を「どんな生徒にも開かれたものにする」と言っていたにも関わらず、それ以降全くと言っていいほど他の生徒との交流が描かれていないのが残念なんです(尺の都合もあるのでしょうけれど)。
次回から一気にテンションが上がっていきそうですね。ただ、学美・兄の彼女が愛光の理事長というのは果たして必要な設定だったのかな?何にせよ、作品全体としての流れは非常にはっきりしているので、ある意味安心して視聴することの出来る作品だと思います。
しかし今回こそ桃葉メインだと思ったのに・・・。この調子じゃ最後まで目立った活躍があるのかどうか、本気で不安になってきましたよ('A`)


それにしても、まさか2035年を舞台にしたアニメで全共闘ネタが観られるとは(さすがにヘルメットに角棒とまではいかなくとも、ウチの大学にも似た感じの人たちは結構日常的に見かけます・・・)。あと、若い世代には寺山修司ネタはさすがに分かりにくいかも?他にも学美の演説には色々な小ネタが混じってそうです。
決起総会のシーンでは、個人的に光香の「うおぉ〜〜っ、ぶち壊しだぁ〜〜っ!!」(and「まっすぐ」ポーズ)がクリティカルヒットでしたw あと芽生のハリセンアッパー後のモーションが妙に格ゲー(昇竜拳?)っぽかったです。さらに二度目のハリセンの時は、スローでよく観ると学美が上体を反らして上手〜くかわしているようにも見えますねw
そして全くどうでもいいことですが、Aパート終了直前の学美の野外演説シーンで、モブに苺ましまろ伊藤千佳らしき人物が・・・。実況スレでの「千佳キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」レスの多さには、未だに犯罪者予備・・・もとい、千佳派の健在っぷりを再認させられました(かくいう自分も思いっきり書き込んでましたけど!!1)。
また前回から、例のクレームに対応したのか、OPのスプレー文字が徐々に消えるように修正されてましたね(消えたからどうって問題でもないような気もしますが。この類の苦情はネタか判断しかねます・・・)。また文字自体も、従来より縁取りが明確になり、若干見やすくなった感じがします。こちらは素直に嬉しい改善。